雨上がりの上野。国立博物館でレオナルド・ダ・ヴィンチ展を見た。「受胎告知」の展示してある「特別5室」は、入場の際に手荷物検査、金属探知機まである。空港のロビーのようなものものしさだ。その関門をくぐると、暗い室内に、ポツンと横長の「受胎告知」が一点だけ、照明を受けて浮かび上がっている。隣の平成館で、ダ・ヴィンチの膨大な手稿(ノート)を基にした、映像、レプリカなどを展示しているが、混雑していて、集中できない。ダ・ヴィンチの脳空間の広さを知っただけで、良しとしよう。
上野公園は満開の桜。社に戻って、エレベーターの中で、髪に桜の花びらをつけていたのに気づいた。 ![]()
六本木の国立新美術館に行った。金曜は午後8時まで開館(入場は7時半まで)している。夜は、波打つような外観の建物が、金色に輝いて美しい。
入館したのは午後7時前。総ガラス張り、吹き抜けの構造が、開放感を生み、内部も心地よい。会社帰りとおぼしき女性が多い。ネクタイを締めたおじさんも混じっている。混み合うというほどではない。でも、夜の美術館にしては、結構な来館者数だ。 観たのは「異邦人たちのパリ展」(一般1500円)。藤田嗣治、荻須高徳、シャガール、モディアリアーニ、カンディンスキー、エルンスト、ミロほか多数。 藤田嗣治の有名な自画像もある。大きなピアスの方に目を奪われていたからか、(嗣治が)絵の中で猫を抱いているところまでは、きょうまで気付かなかった。猫は雉猫だ。気持ちよさそうに目を細めている。 ![]() ![]() < 前のページ次のページ >
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